身バレには気をつけようという話。

これをみている皆さんは「ネットリテラシー」は高いでしょうか。
私は正直低いと思っています。

そんな私はTwitter上で身バレというものをしたことがあります。

そこで、今日は私と私の友人の身バレの体験を書こうと思います。

私は中学時代、吹奏楽部に所属していた時期があります。

中2の夏、吹奏楽コンクールの県大会が終わったその日に、当時の私のTwitterのメインアカウントにこんなDMが来ました。

「〇〇中学校の方ですよね!?今日見ました!!」

と。

震え上がった。なんでバレてるのだ??と。

これの原因は、前日にこのようなツイートをしたからです。

実際のツイート(原文のまま・アカウント名削除)

以前から居住している都道府県を公開していた私は、この投稿によってフォロワーの同じ都道府県の人物にコンクール会場で見つけるヒントを与えてしまったのです。

ちなみに、このツイートには負傷した足に包帯が巻かれている写真も添付していました。
そんなもの、とても目立つので狭い会場で見つけられるのなんて当たり前ですね。

続いては、私が現在所属しているKuronekoServerの代表、黒猫ちゃんの話です。
そして、私と黒猫ちゃんの運命の出会いの話でもあります。

とあるDiscordサーバーで、黒猫ちゃんがAmazonのホーム画面のスクリーンショットをあげていました。

実際のAmazonのトップページ(一部加筆修正済み)

このような画像です。

画像を見てもらうと、というか普段からAmazonをよく使う人ならわかるでしょう。
画像の左上、赤い四角で囲んでいる中の白く加工されている部分には、お届け先の郵便番号が表示されています。

黒猫ちゃんがアップロードしたその画像は、その部分が隠されていませんでした。
つまり、黒猫ちゃんの家がある住所の郵便番号が剥き出しになっていました。

そしてまさかの…私が住んでいるところの郵便番号と一致していたのです

こんなに広いインターネットの世界でそんなことがあるなんて思っていませんでしたが、蓋を開けてみるとお互いは徒歩15分の距離に住んでいました。

そこから仲良くなり、今では一緒に団体の構成員として活動させていただけるまでとなりました。

そしてことあるごとに一緒に出かけたり、作業をしたりする仲になりました。

コンクールのツイートがもし知らない悪意のある人に見られていたら。
そう考えると今でもゾッとします。

以前吹奏楽部の方々とよくTwitterでお話をさせていただいたとき、コンクールのシーズンになると「明日〇〇大会の本番です!」などのツイートや、それらに都道府県を公開していなくてもその日にある大会は限られているので、簡単に特定できてしまう、と言って注意する人をよく見かけていました。

当時、吹奏楽、というものは好む方の年齢層も幅広かったり、比較的女性プレイヤーが多い印象があることから、一部SNS上で悪意を持ってプレイヤーに近づく人たちが多かったりすることが見受けられるようなジャンルでした。
※今は離れているのでどうか詳しくはわかりませんが。

私はそれらのツイートの危険性を身をもって体験しました。
今回のDMの相手は私と歳が同じで、地元の中学校の吹奏楽部員だったのが幸いでした。
私が男であったことも結果に影響があったかも知れません。

もう一つのAmazonの件もそうです。悪意のある人がその郵便番号を見て特定してきたら。
今の時代、住所さえ分かれば素人でも様々な情報を手に入れることができます。

この件だから、ではないでしょうが、いわゆる「荒らし」と呼ばれる人たちが活動している上でそれらの情報を拡散しようとしているところに遭遇したこともあります。

それくらい危ないのです。ネットでむやみやたらに様々な画像や情報を流すのは。
非公開アカウント(鍵アカウント)に設定していないアカウントでは特に。

今回紹介した2つの件はあくまでもハッピーエンドです。運が良かっただけ。
この結果よりも恐ろしい結果になる確率の方が絶対に高いです。

皆さんも発信内容にはくれぐれもお気をつけて。

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